そこに咲くかたち。

あたしは頑張ってるつもりだった。 

少しづつでも、
前に進んでるつもりだった。 



でも… 
錯覚だ。 





あたしは『あの日』に止まったまま、少しも成長出来ていないんだ。 




「ねえ、みさきさん…。ももちゃん……。」

「結衣!」

なにか言い掛けたゆいちゃんをよっちゃんが止めた。そして、あたしを見る。

「……アキちゃん、よくわかんないけど、二人で話したいなら行ってきなよ。」

「え…?」 

「オレら、ここで待ってるからさ!」 

よっちゃんはそう言って、最高な笑顔であたしを見た。


「みさきさん!! 
今年の悩みは今年のうちに!!」


ゆいちゃんも、優しく、強く、笑ってあたしを見ていた。



「………うん。」 





あたしは外に向かった。 





何を伝えたいのかわからないけど 



でも、 
伝えたいことはあるハズだから…。




それを伝えても、




どうにもならない事はわかってる。 







でも、あたしが前に進むためには、必要だから…。 



半端に気持ちも伝えず 

あの時引き下がっちゃったから 

あたしはこんなにも吹っ切れないんだ。 


もうこんなモヤモヤはイヤだ。






今は
正論とか 
一般的常識とかじゃなくて…… 



そんなの抜きで 








ぶつかってくる!