そこに咲くかたち。

「ごめ〜ん!」 

そう言って、よっちゃんとゆいちゃんが戻ってきたのは、そのやりとりの直後だった。

ゆいちゃんはあたしに向かって「ごめんなさい!」と、ジェスチャーするように手を添えた。

「あ、おかえり〜…。」

あたしは何もなかったように笑いながら二人を迎えた。 
……実際ホントに何もなかった………んだよね…? 



同時に、

ももちゃんは立ち上がった。 

「タバコ買ってくるわ。」


声しか聞こえない。 
あたしは俯いてたから。
でも……。


振り替えると、出入口の自動ドアから出ていくももちゃんが見えた。



「ごめんなさい!みさきさん!二人にしちゃって…。」 

「なんかあったん?」 

よっちゃんとゆいちゃんが心配そうにあたしを覗き込む。


「あたしが……… 

あたしも悪かったのかな…。」 

「え?」 


「……何て言っても…今更だよね…ホント……。」




どうにもならない。