そこに咲くかたち。

どうしよう…ホントに…。
 
あたしは、ももちゃんの部屋の前から離れた。 



なんで…… 
鍵置いて行ったんだろう…。

あたしは手の中の鍵を再び見た。


そうか……、 
あたしが帰れないようにするために……!?

「………………」

でも、なんで……?





歩きながら、あたしはふと上を見た。なんとなく……真っ暗な空を見上げる。


「キレー………。」 



そこは沢山の… 
こぼれ落ちそうなほど沢山の星が見えた…。 



星なんか見たの… 
久しぶりだな… 




ため息が出た。 




何の溜め息なのかな…。
星があんまりキレイだから? 
それとも…… 



あたしは鍵を空にかざした。








部屋に…… 




入ってていいって事……? 






「……………」 






何を考えてるんだ、あたしは……。 


再びドアの前に立った。 
鍵を見つめる。 








だって…… 


鍵を置いていったんだから……  





あたしはももちゃんの部屋の鍵を開けた。