そこに咲くかたち。

「どういう意味?」

あたしはジョッキを置いて真面目に聞いた。 

よっちゃんはジッとあたしの目を見ている。

「アキちゃんはマジでももちゃんが好きなの?」


「好きだよ。」 


「なんにも知らないのに?」









「何にも……って………。」






心が騒めく。 







怖い…………。 








あたしは拳をグッと握った。 

深呼吸してよっちゃんを見る。

「ももちゃんが好きだよ。」








よっちゃんに詰め寄った。

「………聞かせてよ。」









「ぃよッッ!お待たせ!」
!!!!

「ももちゃん!」

ももちゃんがきた。

あたしとよっちゃんは固まるようにももちゃんを見た。

「?どしたの?……あれ?愛希、友達は?」 

「あ、ごめ、急に……あ、いや、急用できちゃって…。」


動揺した。 

「俺、生中ね。」

ももちゃんはよっちゃんの隣に座った。 



ドキドキしてる。 
ヒヤヒヤしてる。

「おせぇよ、ももちゃん!アキちゃんもう3杯目だよ、ねぇ?」

「あ、うん!3杯目!アハハッ。」


中途半端…に、途切れた。

あたしの心はモヤモヤでいっぱい。 





ねぇ……


ももちゃんがなんなの……? 





「愛希?どしたの?」


「……え……あ、なんでもないよ〜!おいしいね♪」




あたし、 


ももちゃんが好きだよ。









だから、お願い。 









不安にさせないで……。