奏がすやすやと寝息をたててから暫く抱き締めて 仕事に戻した コンコンコン 「ご主人様。飯嶋です。失礼します。」 「ああ。」 ガチャッバタン 執事の飯嶋さんがトレイでコーヒーを持ってきた(匂いでわかった) 「ブラジル産のブラックコーヒーを淹れました。 ご休憩をなさってはいかがでしょうか。」 「さっき軽く休憩したよ。コーヒーはそこに置いといて。ありがと。」