大学を飛び級で卒業した時にもある公園に来た

奏と初めて会った場所だ




あの殺傷事件以来奏は全くこの公園に来ていない…



『奏斗お兄ちゃん…私――』


奏が虐待のことを打ち明けたとき俺は何も言わずに奏の頭を撫でた

何か言ったら奏が辛くなるのが嫌だったから