「はは、お前たちもろとも消えてしまえ…。 これで、全てが終わるんじゃ…。」 もはや何も瞳に映っていないかのように、空(くう)を見上げて紡ぎ出された狂気の言葉 自らの言葉に反応したかのように指先がピクリと動き、そこから狂気、安堵、ありとあらゆる感情が頭まではい上がり―…ついには抱え切れなくなり爆発したようです 一つのマッチを取り出して火をつけ、あらかじめ撒いてあったのか、油にポトリと落としました ゴウ ′′ その赤い赤い火はたちまち高く燃え上がり、広がっていきました