それはそれは普通の日
誰もが笑う普通の日

彼にとっては特別な日
終わりと始まりの特別な日

町にとある一家がやってきました

小さな町には越してくる人などまったくいなかったので、町は歓迎行進大賑わい

笑う笑う、彼は笑う

あぁ、きっとこの町で楽しく過ごせる

彼には弟がいました
そして母や父も

彼らは幸せに暮らすはずでした

―はずでした。