学校の屋上から飛び降りた俺は

やっと おわる…
おわるんだ…

と思った。


この
ドロドロした気持ち悪いところから
やっとでていける。

出ていった先には
何も、自分の存在さえも
無いとおもったけど、
それがなぜか楽しみだった。


そして俺はゆっくり
目を閉じた。