フライパン…なんてないよね 私は鍋を探していた。 「底の浅い鍋…これでいいか。」 私はてきぱきと野菜を切り 炒め始めた。 「ねぇ、何作ってんの?」 そう言って顔をヒョイと覗かせたのは 藤堂平助だった。 「チャーハンを作ろうかなと…。」 藤堂さんはまわりにハテナマークを飛ばして首をかしげた。 「ちゃー…はん…?」 説明するのもめんどくさいな… 「まぁそー言う料理です。」 藤堂さんは一言、ふーんと頷き 作ってるのを興味深そうにずっと見ている。 「味見…しますか?」