rain×rain【完】




何が起こったのか…



私が理解するには少し時間がかかった。



すぐ近くでする沖田さんの匂い。


全身に伝わる温かさ。


私を包む鍛えられた力強い腕。


「おっ、沖田さんっ!?」


そう、私は抱きしめられていた。



今まで生きてきた中、恋愛経験もろくになく、

彼氏ができたこともない私は

どう対応すればいいのかわからなかった。



ただただ…


されるがままに抱きしめられていた。