気のせいかもしれないが、 この2人が案内してくれる道は 裏道や路地など人通りの少ない道ばかりを通っている気がした。 「さっさと歩けよ。」 それにどこかしら急いでいるような気もする。 「あっ、はい。」 私は置いて行かれないように必死について行った。