「本当に行くのかい?」 お冴江さんは少し残念そうな顔をしてそう言った。 「はい、お世話になりました。」 お冴江さんは私にもぅ少しここに居てくれていいと言ってくれたが、私は断った。 やっぱりただでなんてお世話になれないし、 だからと言って店の手伝いはしたくなかったからだ。 別にこういく仕事を否定するわけじゃないけど 私がただしたくなかっただけだ。 私はもと着ていたセーラー服を身にまとい店を発った。