rain×rain【完】




「口ほどにもねえな。」



私の刀は浪士の刀によって、部屋の隅へと弾かれてしまった。



「安心しろ、あいつもすぐにあの世へ送ってやるさ。」



浪士はじりじりと私に近寄り、

私はどんどん壁へと追いやられていく。


腰が抜けて足が動かない。


怖すぎて声も発せれない。




助けて助けて助けて助けて


沖田さんを死なせたくない!!



「誰か助けて!!」