「うっ…」
血の匂いが鼻につき、吐き気に襲われる。
ある程度の戦闘は終わっているらしく、
骸があちらこちらに転がっていた。
「斉藤…来てくれたのか…」
永倉さんが奥から姿を現した。
「桜、ありがとよ」そう言って永倉さんは私の頭をくしゃくしゃと撫でた。
!!
「永倉さん…手…」
手が血だらけになっていた。
「おっと…本当だ。気づかなかったな…
そんなことより大変なのは平助と総司だ」
平助と沖田さんが!?
「総司は上でまだ戦っている。様子を見てきてくれ。」
私は急いで階段を駆け上がった。
沖田さんっ!!

