rain×rain【完】




「総司…任せれるか?」


「当たり前でしょ。」



僕がそう言うと近藤さんは安心したように笑い、下の階へと降りていった。



「ふん、たかが10名程度で池田屋を制圧できると思うたか?壬生狼め。」



一人が一歩前にでて来た。


この中で一番の剣豪…だな。



「だけど、僕を倒せるのかな?」


「覚悟っ!!」


男は僕の言葉が頭にきたのか、そう声を張り上げて襲いかかってきた。



ヒュンッ!!


僕は太刀を一振りした。

ピチャリと生温かい雫が僕に降りかかった


「一番組組長沖田総司、たかが5・6人で僕に勝てるって思った?」