とりあえず見渡すかぎり部屋の中に沖田さんはいないようだ。 私は稽古服を着て布団をたたんだ。 「これ…食べてもいいのかな?」 お茶碗らしき陶器に入れられた多量の金平糖を見ながら言った。 甘いモノは大好きだ。 「一個なら…」 私は金平糖を一つだけつまみ部屋をあとにした。