「ちょっと新八さん、おさないでよ。」
新八はモノ見たさに一番先頭にいる総司をずっと押しているらしい…
「っかー!平助の野郎羨ましすぎるぜ!」
俺たちは今までの経緯をずっと物陰からうかがっていた。
「だよな~。平助のやつ役得だな。」
「僕が行けばよかったな。」
総司はムスッとした顔で言う。
まぁ…一件落着ってやつか…
「ほらほらもう行こうぜ。夕餉の時間も近いしな。」
俺は大広間に向かって歩き出した。
俺はここから早く立ち去りたかった。
総司が機嫌悪いのも嫌だったからもあるが
俺はここにいたくなかった。
あの二人を見ているのがイヤだった。

