rain×rain【完】




俺の胸で泣く桜を見てほっとした。


本当に血も涙もないやつじゃなくてよかった。


心からそう思う。


土方さんからの拷問はきっとすごく怖かったと思うんだ。


俺ならきっと泣いちゃうかもな…


そう思うとおかしくて少し笑ってしまった

「なっに…が…おかし…い…の?」

桜は泣きすぎてまともにしゃべれず、
しゃくりあげながら言った。


そんな桜がとても愛しく思った。


「なんにもないよ。」


俺はそう言って桜の頭をポンとなでた。


こいつ髪サラッサラだな…

って何を考えてんだよっ!!


俺は一人で恥ずかしくなり空を見上げた。

もう夕暮れ時だ