「その子はミツじゃないっ!!」 俺はその言葉で我にかえった。 俺は刀を桜に突きつけていた。 髪はぐしゃぐしゃで、土にまみれた桜に。 カラン 刀が手から滑り落ちる。 俺…は? 俺は一体…何を? 桜はミツじゃない。 自分がしたことが次々とフラッシュバックされる。 なんてひどいことをしてしまったんだ… ぐっと唇を噛み締めた。