【童話】 赤ずきんちゃん


まぁまぁ、そう怒らずに。さぁ行きましょ。

「―ったく!」

さぁ、ロビンさん。どうぞ。

「ばあさん、寝てんのか?」

「い、いいえっ!寝てないわ。」

「ずっと気になってたんだけどよぉ、ばあさんの耳はなんでそんなに大きいんだ?」

「そ、それは…と、遠くの拳銃の音も聞こえるようによ。」

け、けんじゅ…け…っ!?なんてっ??

「拳銃の音よ…」