だけど見てみぬふり。 『先生!さよならぁー』 ――トシ、バイバイ! 「…ッ……あぁ、さよなら。」 発した言葉の最後は、自分でも分かるほど情けなかった。 何泣きそうになってんだよ、俺は もう一度名前で呼んでくれよ、なんて 傷つけたのは俺なのに ―Prease call my name―