さぁ、碧子ちゃんの一日を見てみましょう。

ーーーー……


「…こ、…おこ、…」

うーん?

「あおこっ!!」


「ハイッッッ!!」


「ったく、授業終わったよ?早く次の準備しなよ」


今は…朝?

「んー…、ごはん!!」


「はぁ?ご飯はさっき食べたでしょうが」



へ?


うーん?


「五時間目?」


「もう、終わったわよ」


「何で!?」


はぁ、とため息をつくりっちゃんこと律夏。


「あんたが寝てたからでしょ」


呆れたようにりっちゃんは髪をかきあげた。


「とにかく、次は家庭科だから、準備してくれる?」

ちぇー


りっちゃんのいじわるー


「…全部口に出てるわよ」


「え、マジで!?」


準備をしてりっちゃんと教室を出る。