ぼーるぺん








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「それで真っ黒だったんだ」





クスクス笑う彼女の髪はショートボブ。





身重の体を気遣いながら街を歩く。








「それにしてもホストだったなんてなぁ〜。
昼間病院に来てたから、この人学校は?とか、仕事は?って思ってたけど。
そっか〜ホストかぁ〜」






意味深に言う彼女。





「なんだよ」



「べっつに〜」