ぼーるぺん







何年も通っているからもう顔見知りのオジサンに彼女の病名を聞いた。




彼女から聞きたかったけど、いつも言ってくれないから。





聞いた俺は言葉を失う。





なんで気付かなかったんだろう。



よく考えればすぐにわかったのに。






泣くのを堪えてオジサンに頼んだ。






「俺のは………?」