まるで魔法のように。 たかがボールペン。 だけどそのボールペンにより、あたしの掌は生まれ変わったようだった。 「コウキ、ありがとう」 「あぁ。 お前には、俺がいる。 俺には、お前がいる」 本当はそれだけで十分だ、とあたしの耳元で呟いた。