「さてと、行くか。と言っても完璧遅刻だけどな。」

私は時計をみたら8時14分・・・

「う、嘘!」

学校には8時15分までに着かなきゃいけなんだ。
ちなみに、私たちが通っている学校はお金持ち学校らしい。
私もお金持ちってことになんだけど私の家結構小さいよ?
だって私の部屋からリビングまで15分で着くんだよ?
近すぎじゃない?
他の子たちは広いんだろうな~

「あと1分じゃ絶対着けねぇから諦めるしかないぞ?」

「うん・・・」

「まあ、お前成績いいし、態度もいいから怒られないし大丈夫だろ。」

「でも、ウィルの方が頭いいよ?」

「それは男子の中ではいい方だけど学年ではお前が一位だった。」

「そうなんだ。」

「あいつは俺と一緒だったけどな・・・」

「ウィルなんか言った?」

「別に。それより行くぞ。」

「うん!待ってよ。」

私はまだ知らなかったこのあとあんなことが起きるなんて・・・