「もうすぐが合宿だ。なので今日はグループ決めと分担決めだ。適当に決めとけよ~俺は寝るから。」

「ここの学校大丈夫かよ・・・それより合宿って?」

羅「毎年夏休み前に合宿やるんだよ。」

カイ「なんか噂じゃ理事長の面白半分で作ったとか」

「あ~あの人ならやりかねねぇわ。」

カ「でもみんなこの時期を楽しみにしているんだよ。」

海「行くとこ変わるから楽しみなんだ。」

羅「ねぇねぇ、ゆき・・じゃなくて玲央同じグループにしようぜ!」

「もちろんだぜ!」

晶「お前らいつの間に仲良くなったんだ?今日転校してきたばっかだろ?」

「今日転校してきたなんて関係ねぇよ。今日から俺はここの生徒だし。」

海「そうだな。何日たったとか関係ない。仲よけりゃいいじゃん。」

カ「だね。」

カイ「同感。」

羅「俺も。」

那「お前女臭い・・・」

ギクッ

「そんな訳ねぇだろ。女だったらなんでわざわざ男子校に入らなきゃならないんだよ。襲ってくださいって言ってるようなもんだろ?」

那「そうだな・・・悪かった。こいつから臭うのかも・・・」

那珂が指したのは羅賀だった。

カイ「確かにこいつ女遊びしてるから臭うかもな・・・」

那「お前近寄らないでくれる?女臭い・・・」

羅「お前が近寄らなきゃいいだけの話だろ!」

「バカみたいな喧嘩するな。それ以上やるならお前ら一緒の班にしてやろうか?」

『イヤだ!』