?「瑞希たち何やってんだ?」

ウ「見ないほうがいいぜ。邪魔したな。」

ガラッ

「ルキ・・・?///」

ルキ「あ・・・ごめん」

「ううん。おかげで助かったし・・・」

ルキ「キスしたのに怒らないんだ?」

「だから言ったでしょ?おかげで助かったって。」

ルキ「そうか・・・」

「ルキだいぶ変わったね。」

ルキ「え?」

「さっきの喋り方といい、今といい、だいぶ喋るようになったし。」

ルキ「俺だって喋るよ・・・喋らない方がよかったか?」

「ううん。喋った方がカッコいいよ?」

ルキ「ありがとう・・・」

「さてと、これからどうする?まだ学校とかまったく見てないけど・・・」

ルキ「もう少しだけ見たい。」

「わかった。じゃあ行こう。」

ガラッ

「誰も居ないよね・・・?」

ルキ「気配無いから大丈夫。」

「よし。じゃあどこ行こう?」

ルキ「ここってなんで門閉まってたんだ?」

「ここは寮だからね。門なんかめったに使わないからじゃないかな?」

ルキ「へぇ・・・」

「寮行ってみようか。私の部屋もどうなったか気になるし。」

ルキ「雪菜の部屋?」

「うん。ここ男子校なんだよね。最初は女子私一人だったけど李豊が後から入ってきたの。ウィルもだけど。」

ルキ「ウィル?」

「執事だよ。見つからないうちに行こう。」

10分後

「ここの最上階だよ。」

ルキ「豪華・・・」

「無駄にね・・・じゃあレッッゴー」


ウィーン

「ここが私の部屋」

ルキ「部屋の中には入れないな・・・」

「入れると思うよ。カードキー持ってるしさ。返しそびれちゃったの」

「でも、だいぶ古いから使えるかわかんない・・・やってみる価値はあるけどね。やってみるよ」