最強少女と最強の男たち

瑠「俺の彼女の媟菜だよ。じゃあ行こうか?媟菜」

腕を引っ張られながらその場を後にした。

「おい!放せ!」

瑠「・・・・・」

「無視すんな!」

バキッ

瑠「いって~!!お前本当に女?」

「女だ。それよりどういうつもりだ?ファンが減るようなことして。それによりによってなぜ私だ!?」

瑠「お前俺に興味ねぇんだろ?」

「ああ!アイドルなんて特にな。調子乗ってバカだろ。」

瑠「ひでぇこと言うな。氷王。」

「!!知ってんのか。」

瑠「当たり前。クールで冷たい瞳をしていて綺麗な戦い方をするってな。」

「喧嘩自体綺麗じゃねぇだろ。それに私のどこがクールなんだ?」

瑠「同感。どっから見ても毒舌女って感じだな。」

「お前失礼だぞ?」

瑠「まあいいだろ。それより、お前喧嘩してるだろ?家帰ってないのか?」

「・・・家に帰っても縛られるだけだ。呪いの家だ。あそこは。」

瑠「帰るとこねぇの?」

「簡単に言えばそうだな。」

瑠「なら俺の家来いよ。」

「いいのか?」

瑠「いいぜ。どうせ一人暮らしだしな。」

「そうか。ならお言葉に甘えて・・・」

瑠「じゃ行くか。」

「待って。」

瑠「どうした?」

「・・・ありがとう///」

瑠「っ///反則だろ・・・///」

「おい!どうかしたか?顏赤いぞ?」

瑠「平気だ。」

「ちょっと待て。よっと」

瑠「!?///」

「熱はないな。」

瑠「何してんだよ///」

「何って熱ないか調べただけだ。おでこから調べた方がいいからな。ほら、行くんだろ?」

瑠「ああ///」

10分後

「ここか。結構小さいマンションだな。」