雪母「あれ?雪菜?合宿じゃなかったっけ?おかえり♪」

「・・・ただいま。なんで居るの?」

雪母「仕事が全部片付いたから帰って来たの♪そういえば雪菜。感情が・・・心が消えたんだってね。大丈夫よ。いつか治るわ♪」

「うん・・・」

雪母「雪菜どうかした?」

「ママ・・・」

雪母「なぁに?」

「春馬と私って・・・父親違うって本当?」

雪母「・・・誰から聞いたの?」

「おじいちゃん。さっき知り合いのお見舞い行って来たついでに会って来たの。」

雪母「そう・・・」

しばらく沈黙が続いた。

それを破ったのはママだった。

雪母「雪菜。あいつのことは知ってるよね?」

「うん。」

あいつというのは父親のこと。

それも許婚の方だろう・・・

知らないはずがない。

なぜなら・・・・