「へぇ~」

那「へぇ~って・・・」

「だって那珂は同情されたい?かわいそうだねとか辛かったねって言われたいの?」

那「・・・」

「同情なんてなんの得にもならない。自分が虚しいだけでしょ?」

那「うん。雪菜はやっぱり面白いな。」

「そう?」

那「ああ。面白いから平気なのかもな。」

「何それ!!」

那「はは♪」

「ふふ♪」

「あ!そういえばずっと気になってたんだけど流どこいったの?」

那「事故って入院中。」

「マジで!?だから居なかったんだ・・・」

那「流んとこ親が外国に居るんだよ。だからやりたい放題だった。」

「親外国ってお見舞いも来てくれないの?」

那「ああ。俺たち行ったんだけどこんな情けないところ見せたくないとか言って追い出された。」

「意地張ってるだけじゃん。本当は寂しいはずだよ。今度私行っていい?」

那「いいよ。喜ぶだろうし。」

「やった!」

「キャアァァァァァァァ!!」

那「今の声って・・・」

「李豊!!」

那「おい!雪菜!」

「李豊どこ?!」

李「雪菜!!」

「こっちか!!」

「これはなかなかの上玉だな。胸デケぇし」

「おい・・・てめぇら何やってんだよ・・・」

「あぁ?おっ!こっちの方がいいんじゃね?」

「スタイルいいし!」

「俺こっちもらっていい?」

「いいぞ。俺はこっちやるから。」

やっぱ着物なんか着るんじゃなかったな・・・着物の中には服着ててよかった。

後はばれねぇ用に着物脱いでズラ被れれば・・・

那「雪菜!!」

「那珂!」

那「俺がここ止めておく!雪菜は羅賀助けて来い!それと晶たちを!」

「わかった・・・」