「やっぱり、屋上が一番だね!ね、李豊?」

「やっぱり、連れて行かない方がよかったかもしれないわね・・・」

「お~い!李豊・・・」バタンッ

「こんな所いたのかよ。」

「あ!ウィル!ちょうどよか・・・」パチンッ!

「痛っ!なんでいきなり叩くのよ!?」

「バカかお前!あんだけあいつに会うなって言っただろ?」

「あいつって誰?」

「七瀬晶だ!」

「ああ!でもウィル会うななんて言ってなかったじゃん!」

「はぁ?俺がお前にあいつのこと言わない=会うなって意味だろ!」

「何それ!意味わかんない!ウィルわかりにくくすぎ!」

「普通わかる!」

「お取り込み中失礼します。」

『『何!』』

「ウィルくん。雪菜ね、晶王子にキスされたよ♪手だけどね。」

「はぁ?」

「ちょ、李豊何言ってんの!話がまたややこしくなるじゃん!」

「でもいつかわかることだし今のうちに言っといた方が楽じゃない。」

「それはそうだけど・・・」

「それより、お前手洗ったのかよ?」

「洗ってないよ?食堂行く前に洗ったし・・・」

「今すぐ洗ってこい。」

「はぁ?なん「いいから洗って来い。」

「は~い」

私は渋々洗いに行った。