王宮にきて一週間たったころ・・・

「ふふ。あそこが王宮か。」

「情報によりゃあシャドーが絡んでる。」

「シャドーを倒せば俺らが神になる!」

『はははははは!!』

雪菜が知らないところで謎の組織が動いていた。


「なんか暇!!」

シ「暇って言われても・・・」

ウ「雪菜シエルを困らせるな。」

「だって~」

海「確かに暇だな・・・」

「ちょっと外の空気吸って来る。」

『行ってらっしゃい!!』



「ん~~やっぱここの空気はいいな~」

人の気配・・・

「何者だ。ここの者ではないな。」

「ふふ。よくわかりましたね。ですが少し眠ってもらいます。」

バンッ

「催眠・・・弾・・・か・・・ッ」

「そこまでわかるとは一体何者・・・」

「行くぞ。こいつを人質に取ってシャドーのことを聞き出し金を取るんだ。」


カ「雪菜遅い・・・」

「みんな大変よ!!侵入者が雪菜ちゃんを人質に取ってお金とシャドーのことを知ってるやつをよこせと言ってるのよ!!」

ウ「雪菜簡単に・・・?」

晶「そいつらの場所はわかりますか?」

「ええ。山の最深部に当たる屋敷よ。」

晶「じゃ行くか・・・」

『はぁ?』

晶「だから助けに行くって言ってんの。」

瑞「本気で言ってるんですか!?相手は銃持ってるんだよ!!」

ウ「確かに危険すぎる・・・」

晶「じゃあ雪菜はどうなるんだ?あいつだって一人だけで戦ってきた。誰にも頼らず。」

『・・・・・・』

カイ「俺も行くよ。」

カ「カイ!?」

カイ「雪菜を助けたい。俺らはいつも助けてもらってばっかりだ。俺たちだって雪菜に助けてもらわなきゃ死んでた。同じ状況になっても俺たちは何も出来ないなんていつまで経っても借りが返せない・・・」