私は無言で立ち上がると、浴室へ向かった。

汗がきもちわるい。


「どこいくのー?」

私のあとをついてくる桐生響。



「カレー食べてさっさと帰れば?」

「1人で食べるの寂しいでしょ」






本当にこの男はなんなの?
寂しいなら友達と食べればいいじゃない。




なんで私の家なの。