「あ・や・ねちゃんね!可愛い名前だね」 顔をくしゃくしゃにして笑う。 「歳は?何歳?俺は19!!見た目より年くってるっしょ?で、綾音ちゃんは何歳?」 マシンガンのように話す。 何がそんなに楽しいのかと思うぐらい「桐生響」は目を輝かせて私を見ている。 ……。