あのあと、私と一樹君はメルアドと携番を交換した。

一樹君曰く、
「いつでも愚痴れるように」
だそうだ。

それにしても…

私はお風呂の中で考えていた。
「一樹君が…私を抱きしめて…」

「抱きしめてぇ!?」

そうだ。あの時、抱きしめられたんだ…
綺麗にフラッシュバックする。