「今度、関西弁を教えてください」 篠ちゃんは俺に言った。 「関西弁なんて、いつでも教えたるわ」 いつでも どこでも 何度でも 俺が教えたる。 「ありがと、先生」 ...その笑顔 反則やから。 溶けてまいそうな心を静めながら、俺は言った。 「...っそれよりも!!」