一人で悩まないで その苦しみを 私に分けてほしい。 軽くなった分は幸せで埋めてほしい。 そうしたら 私から温もりを分けてあげる。 あったかくなったら その右手で私の左手を ギュっと握っていてほしい。 あなたの夢は いつかは私の夢になり あなたの想いは 私の生きる糧になる。 私の生きる意味は もしかしたら あなたに捧げるためにあるのかもしれない。 そのために私が生まれてきたのなら 私が死ぬことは ――なんのためなのだろう? 奏美side end