「わたしは……おねえちゃんを応援する」


「……」


「だって…










わたし、おねえちゃんのこと、大好きだから」

















私も結歌のこと、大好きだよ?

西夏先生よりも好きかもしれないね。









「ゆう、か…!ありがと、っ!本当に、ありがとう」


「おねえちゃんっ!大丈夫、わたしがおねえちゃんを守ってあげるから!」
















いつもは意地悪な神様も


今だけはお昼寝してるのかもね。




















「ねえ!西夏先生、やっぱりカッコいいよねー!さすがおねえちゃん、見る目があるぅ♪」


「こら結歌!調子にのらないの」


「だって、嬉しいんだもん!」


「もう…ふふ」






















先生。


迷惑かけて、ごめんなさい。



もう、心配しないで。



だんだん心の傷は、癒えていくから。













でも


心配はしなくていいけど




いつまでも





――愛してください。























たとえ









私がこの世界からいなくなっても。