重なる唇。 準の舌が首筋を這う。 激しく、強く求め合った。 必死に時間を止めようとして、 影を重ねた。 準がいれば強くなれる。 乗り越えられる、そう確信した。 ×××××××××××××××××××××××× 『卒業生入場!』 1組から順番に拍手で迎えられる。 準は6組に並んでる。 目が合うと、優しく微笑む。