目の前には、ノートを提出しに
来ていた準の姿が。
『霧島くん……。』
私の声を無視して、険しい顔つきの
ままこっちを見ている。
『どういうことだよ。本気なの!?』
怒りで声が震えてることはすぐにわかった。
後ろの萩原先生に気付かれないように
準を落ち着かせる。
『待って。今夜ゆっくり話そう?』
小さな声で伝えるも、準の耳には
届かなかった。
我を忘れて怒りをぶつけ、声を
張り上げる。
『なんでこの前言わないんだよ!俺は言ったじゃん!友香がいたから夢見つけれたんだって。それ、昨日や今日思ってたことじゃないだろ?なんでいつも自分一人で決めちゃうんだよ!』
初めて見る、準のキレた顔。
声の荒々しさに、廊下に出てた生徒が
チラホラ見てる。

