茜の空




優しく、強く、抱きしめられる。



おかしくなってしまいそう……。



身体が熱い。



『やっと友香の気持ち聞けた。やったぁ…両想いだぁ…。』



『……………。』



顔をうずめたまま目を閉じて、しばし君を感じていた。



『ねぇ、もう1回言って。』



甘えた声出さないで。
とっくに限界越えてんだから。



君の胸の中で静かに首を振る。
なのに……。



『ねぇ、俺のこと好き?』



『…もう!!何回も言わないよ。』



真っ赤に染まってる今の顔を
見られたくないだけなのに。



『好き?』



『…うん。好き。』



…しつこいよ。バカ。