茜の空




嬉しくないはずがない。



ちょっと感極まって泣きそうだし…!



“やっぱ隠せない” って今始まった気持ちじゃないってことだよね。



『……うん。知ってたよ。』



ここからどう答えようかと思った瞬間、いとも簡単に抱きしめられてしまう。



『何で…友香は先生なの!?何で俺は生徒なんだろ…!?訳わかんねぇ。だから何!?好きになっちまったもんは仕方ねぇじゃん。』



首筋にかかる君の吐息。
そこから伝わる温もりが私を痺れさせてく。



『…ごめんね。』



何で謝ったのかわからない。



『いや……いやだよ。友香。』



消え入りそうな声で私を呼ぶ。



もう、限界だね。



ゲームオーバー。



次はない、って決めてきたはずなのに……。