「うわっ何その反応傷つく〜」

『うっごめん…』

「あははは!冗談だよ」

と言って亮くんは離れた

「何々マジで知り合いなの!?」

突然茶髪の人に聞かれた
「あ!俺西條雷斗」

『らい…と…?』

「ん?」

『あ!うちの猫と同じ名前だ!!!』

「…猫?」

『うん!ライって言うんだよ』

「猫と一緒かよ…」

「どんまい!雷斗」

何故だか落ち込んでいる西條君を元気付ける亮くん

「そこのクールな奴は神宮理人だよ」

「…」

『神宮…って神社の人?』
「「は?」」

誰もが固まった

『え?何か変なこと言った?』

「あんた馬鹿?」

『え?私は普通だと思うけど…あでもテストでいつも平均点ギリギリだからちょっと馬鹿かも…』

「…」

『そんな痛い目で見ないでよ…』

それでも痛い目で見る神宮君

「ま…まぁ理人はほっといて…で寝ているこいつが一条薫っていい加減起きろ!!!」

寝ている一条君に大声を出す西條君

「うっせ〜なぁ…」

『薫…君?』

「…何か文句ある?」

名前を呼ばれて不機嫌が更に不機嫌になった

『良いね!薫って名前』

「…は?」

『え?また私変なこと言った?』

「変な奴…」

何が何だか分からない私の頭には?マークが飛び交っていた

「ありゃ…こりゃ四人のお気に入りになったね…蒼羅」

『え?何どういう事燐?』
「んふふ♪」

意味ありげな笑みを浮かべるだけの燐を見て更に?マークが飛び交う蒼羅でした