「大丈夫だって! それに、今日は気持ちを伝える最高のチャンスなんだから。 私が玲のそばにいるし、玲は気持ちぶつければいいんだよ。」
美姫は泣きそうな私に向かってほほ笑んでくれる。
・・・確かに、せっかく美姫と佑ちゃんが一生懸命計画してくれたん・・だよね。
私がこれじゃ・・・本当はいけないんだよ・・・・・。
自分の恋なんだから、自分で進まなきゃ意味ないし。
・・・何よりも、やっぱりこの気持ちはちゃんと伝えたい・・って思う。
ちょっと勇気・・・出してみようかな私。
そっと、もう1度美姫の目を見つめた。
美姫は優しく微笑んでくれている。
ねぇ美姫・・・決心した私。
今日、あの人に告白するよ。
