「時、すでに遅し・・ってきっとこういうことを言うんだ」 一人つぶやく私。 私、一体これからどうなっちゃうんだろう? ほんとうにあの人に気持ち、伝えるのかな。 そう思うと急に高鳴る鼓動。 自分が告白している姿が勝手にどんどんと頭の中でイメージされていく。 ・・・大丈夫かな、私。 不安と、なぜかほんの少しの期待を感じながら、私は窓の外の桜を見つめた。