「だってね、大学生が高校生なんて相手してくれるわけないじゃん・・。それを考えると勇気出ないよ。」
「・・それはっ・・確かにそうかもしれないけどさ。 でもそんなの気持ち伝えてみないと分からないでしょ？」
私を諭すように言う美姫。
この話になると、美姫はいつもすごく真剣な顔つきになる。
美姫も、私にうまくいってほしいって思ってくれてるのかな・・？
「本気で好きならさ、後悔しないうちにちゃんと伝えるべきだと思うよ。 もしもあの人に彼女ができたら、きっと今の玲は後悔すると思う！」
「・・・美姫。」
「・・俺もそう思うよ玲ちゃん！！！！！」
・・・！！？
突然放たれた大声。
私はびっくりして視線を上にあげた。
