「ねぇ、モ〜モっ♪」


モモを抱き上げて、モモのおでこにコツンと私のおでこを重ねる。




その時。


『キャンッ』


「へっ?きゃぁ!?」




モモが私の顔に突進してきた。


バランスを崩した私は、そのまま床へと倒れた。


私の上に覆いかぶさるようにモモが乗っかったと思ったら…、




…。




……冷たい…。


顔の、ある一部分に触れると、少し濡れていて。




私は一瞬、思考停止した。