「ねぇ、モモ?このまま私の家に住まない?絶対、幸せにしたげるから。」


モモの顔を見つめながら、真剣に言った。


『クゥン?』




…っ///




そのっ、首を傾げるようなしぐさは、悶絶ものでしょっ!?


「つぅことで、一生幸せにしますから。認めてくださいお父様。」


「誰がお父様だっ!!」


ペシンと頭を叩かれた。


「それ以前に、お前んちはマンションだろう。ペット禁の。諦めろ。」


…確かに、私の住むマンションはペットが駄目。


でも、それくらい愛
「『愛があればなんとでもなる』なんて、言うんじゃねぇよ。ルールはルール。常識だ。」


…言いたいこと、被らせて言うんじゃねぇよ…。